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カロリー制限は無意味

カロリー制限は無意味

食事による摂取エネルギーが、体が一日に消費するエネルギーを下回れば体重が減って行く・・・これが理論上のカロリー制限ダイエット。

これは、あくまでも理論にすぎなくて、実際は計算したようには体重は減らない。この事は肥満の多くの人が切実に実感していると思う。

何故減らないのか?

カロリーとはエネルギー量を示すだけの単なる数値にすぎないから。

カロリー制限によって痩せようとする人は食品の良し悪しをカロリー値によって見分けてしまう・・・体に必要な食品もカロリー値が高ければ控えてしまい、カロリーの低い物ばかり食べるという不健康なことが起こってしまう。その習慣は体にとって決して良いことではない。

第一、ストレスが半端なく、かかってしまう。食事とは生まれてから死ぬまで続く「命を支える作業」なのに、そこに楽しさが全く無い。

人間の体はストレスを感じながら食事をすると、脂肪を溜め込むように出来ているらしい。食事にカロリー計算が入ってくると、食べる行為が、途端に、お勉強になってストレスを感じ、楽しさは半減してしまう。これでは、いくら、カロリー計算したところで体は太る方にペクトルを向け、せっかくの努力が水の泡になってしまう。

エネルギーの消費のされ方は人によって様々。同じエネルギーを摂取しても体が違えば消費のされ方は、まるで違ってくるというもの。

カロリー制限をする食事は体のしくみにとって不自然なこと。不自然な事を体に強いてるから、なかなか体重は思うようには減ってくれない。

この個体差に大きな影響を与えているのが腸内細菌であることが最近の研究でわかってきている。

「我慢しながら食事をすると脂肪を溜め込む体になる!!」