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ガサガサ肌の原因はクレンジング剤

ガサガサ肌の原因はクレンジング剤

あの美容家として著名な佐伯チズさんが亡くなられた。76歳。

昨年、大阪のビューティーワールドでチラッとお見かけした時も自分の力では立てずに左右、両方からスタッフに支えられて歩いておられた。

あの有名になった小話、「主人の遺骨を食べた」ほど愛しておられた旦那様と今頃は再び楽しく暮らしておられることだと思っている。

佐伯チズさんは確かエステーローダーだったか?外資系化粧品会社に勤務されていて私も何冊か彼女の本を読んだことがあった。

その中で口を酸っぱくして繰り返し言っておられたこと・・・「毎日のダブル洗顔で肌は良くならない」という内容だ。

クレンジング剤はおもに界面活性剤でできており毎日使い続けると肌細胞がタンパク変性を起こし、肌を守る角質層の表面がめくれ上がってしまう。これが洗顔後に生じるツッパリ感の原因だ。

皮脂膜がつくられにくくなり、皮脂、汗をエサにする常在菌もいなくなってしまう。

クレンジング剤、洗顔料の両方を使ってダブル洗顔をしていると、より強い乾燥を感じることになる。

例え、メイクが毛穴に残っていたとしても肌細胞は毎日、新しくつくられ、古いものははがれて落ちて行く。メイクが肌の上に残っていても角栓とともに、やがて落ちるので毛穴が詰まることはない。

つづく