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シュノーケリング完結編

シュノーケリング完結編

沖縄2日目。車で移動して又、海へ行った。

昨日とはうってかわって太陽が顔を出し、「これぞ沖縄!」と言いたくなる天気だ。「また、シュノーケルをやろう」勇んでやってきたのに、そこではシュノーケルは禁止。私達は落胆し、海でちょこっと泳いだり、ビーチパラソルの下で、ぐたーっとしたり、たらんこたらんこしていた。

私の目の前を歩いているカップルを見ると、女性が私と同じ水着を着ている。もちろん彼女の方が似合っていたのは当然である。あれだけ試着して選んだ水着なのに私は、この水着には全く愛着が無くなっていた。

周囲にいるのは若いカップルや若い女性の二人連れ。その女性達目当ての若い男の集団ばかりである。明らかに平均年齢の高い私達は、ビーチで浮いていた。

「ねー、今あのカップルの所に走って行って、私が同じ柄の水着を着てる彼女の隣に並んでさ、「どっちが彼女だ?」って言ったら、彼はどうするかなぁ」

私は横にいる頭からタオルをかぶり、その上につばの広い帽子をかぶった友達に尋ねた。

「張り倒されるよ」彼女はぼそっと答えた。

この沖縄で初めてのシュノーケリングを体験し、海の中の光景に魅了された事は確かだけれど、この時に私は「見てるだけじゃ嫌だ。獲りたい」というB型特有の狩猟本能に目覚めてしまったのだ。

そして沖縄から帰る際、ホテルに乳が丸見えになる水着を全部捨ててきた。

この時から海キチ人生の始まり~はじまり~(^◇^)