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私流、夏の過ごし方

私流、夏の過ごし方

昨年は9月の声を聞いた途端にクーラーも要らず、さっと涼しくなった。

今年の京都はいつまでたっても、湿気が多く、とにかく暑い。

夕立という言葉には風情があるが、ゲリラ豪雨では趣も何もあったものではない。

先日のゲリラ豪雨でサロンの近くに住む方は、自宅の前の電信柱に落雷し、インターホンから冷蔵庫から様々な電化製品が没になったと嘆いておられた。

昔は夕立が降ったとしても、その後にはすっきり晴れて、さっと熱気が引いたけれど最近は曇り空になって、地べたからむっとした湿気が上がってくる。

まるで蹴っても蹴っても追いかけて来る、しつこいネチネチした男のようだ(笑)

 

こんな環境の中で一番困るのが夏の過ごし方である。

以前はなるべくクーラーを使わないようにしていたけれど、もう、そんな生ぬるいことも言ってられない。

家に居る時、上はTシャツ、下も短パンではなく長いチノパンが夏の定番スタイルだった。

しかし知り合いが「Tシャツは暑いのよ。風がよく通るスモックやチュニックがあるでしょう。あれが一番いいわよ。本当に涼しいのは、おばあちゃんが着ていた、あっぱっぱだと思う」と言うので盛夏にゆったりとしたトップスを着るようになったら、あまりに快適でTシャツには戻れなくなった。

体の周囲に風が通りぬけると本当に快適なのだ。

つづく