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糖化の正体1

糖化の正体1

「糖化」…最近よく耳にする言葉・・一体何なのか?

体内のたんぱく質と食事で摂取した「糖」が結びつき、たんぱく質が劣化、老化促進物質であるAGEという悪玉物質に変化することをいう。

皮膚が糖化すると、コラーゲン繊維の弾力が低下し、肌のハリがなくなり、シワやたるみが生じてしまう。

つまり肌がどんどん老化するということだ。

糖化は皮膚だけではなく、体全体に作用し、糖尿病、動脈硬化、白内障、脳老化によるアルツハイマーなど怖い病気の原因にもなる。

でも私達は炭水化物を体内で糖に分解してエネルギーとして生きているために糖化は避けられない。健康な人が食事をすると食べ物が消化されてつくられた糖が腸管から吸収されて血液に入り、食後1時間後に血糖値がピークとなる。

その後、2~3時間かけて食事前の血糖値に戻る。

少しでも糖化を進めないために食後1時間の血糖値の急上昇をいかに防ぐかが、とても大切だ。

つづく