記事詳細

韓国ドラマⅣ

韓国ドラマⅣ

私は2年前、息子が借りて来た韓国ドラマを観てからというものの、すっかり、はまってしまっている。俳優の名前は覚える気も無いので殆ど知らないけれど、ドロドロした目をそむけたくなるストーリー以外は、晩御飯の後、デザートを食べるような感覚で1時間位は観てしまう日々。

私なりに、何故、オバさん達が韓国ドラマにハマッてしまうのか分析してみた。

オバサン達は寂しいのである。やる事がないのである。

そして人生はもう、終わりかけているのだ。家には、うすら汚いオジサンが転がっているのだ。半端な恋心で、或いは、親の言うとおりに見合いなんかで結婚して、燃焼しきれない、見果てぬ夢に気付いたのだ。かつては熱烈な恋でゴールインしても熱烈は持続しない。

もう亭主とセックスなんかしたくないどころか、ウンザリなのだ。誰ともセックスなんかしたくないのだ。したって、やがてどうなるか、わかってしまう程の智恵は体験から十分あるのだ。もう体は使わなくてもいい。もう面倒臭いし、うざったい。でも気持ちは与えられたい。もう、これでもかと満たされたい。

それも二人から命懸けで愛されたらどんなものだろう?

一人ではなく、二人が必須条件。そして殆どのドラマはセックスレスである。kissさえ珍しい位で、首をさしちがえに抱き合うのが程良いのである。

そして日本の男が恥ずかしいと思うような事を平気で堂々とやっちまう。

バラをハート型に置いてくれるとか、事故って昏睡に陥りながら名前を呼んでくれるとか、盲目になっ女の為に自殺して自分の角膜を移植したりする。

そしてオバサンは女から突然、母にもなる。

私達、日本の母親は子供の結婚問題や色恋沙汰に口出しは出来ない。

しかし韓国の親は強い。子供達は親の反対にあったら絶対に結婚できない。

その親の強引さや自分勝手さや打算や、態度は実に荒っぽい。やってみたいと日本のオバサン達は思ってしまう。

韓国のお父さんも絶対的である。お父さん、お母さんに挨拶するのは、2度も3度も体を折り曲げてしている。

ストーリー展開は問題ではない。もう情のみなのだ。恋人同士の恋情の強さ、家族愛の強烈さ、友人同士の自己犠牲、もう、情を、とことん使い抜くのだ。

長くなるので、この辺で~つづく