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制汗剤のヒミツ

制汗剤のヒミツ

夏になると店頭に並ぶ制汗スプレー、制汗シートも抗菌グッズの一種。

ニオイのもととなる菌を抗菌剤で死滅させ、香料で良い香りをつけるアイテムとして使っている人は多い。

でも、どのような抗菌剤も特定の菌だけを殺すことは出来ない。

制汗剤を使うと常在菌のバランスが乱れ、皮脂膜が作られなくなり、肌は潤いを保てなくなってしまう。ニオイの原因となる菌も、かえって繁殖しやすくなってしまう。医薬品の抗生物質ですら、過剰な使用で常在菌に影響を与え、耐性菌を生む原因となっている。

汗やニオイが気になる時は濡れたタオルで拭くのが一番!!

肌は通常、弱酸性に保たれているけれど、汗はアルカリ性のため、肌の刺激となってしまう。肌の強い人は、汗をかいても肌の調子が崩れることは無い。

でも肌の弱い人、傷んでいる人は肌が、かゆくなったり、ピリピリと痛むケースもよく見られる。

汗に弱い人は濡れタオルを使って汗を、こまめにふくこと!!乾いたタオルだと汗のミネラル分を拭き取ることが出来ないので注意を。

それから、ティッシュで汗をふかない。製造時に様々な薬品が使われているが使用成分が確認できないものが殆ど。肌の赤味、毛穴の開きの原因となる事があるのでハンカチの代用に使わないように。