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石鹸そのⅠ

石鹸そのⅠ

私が長女を出産したのは19歳。

その長女が1歳になる頃、ある日突然、強い全身の痒みと蕁麻疹に襲われた。

わけがわからず、近所の皮膚科に行ったけれど、薬を処方されるだけで、塗っても治らず、もう行った事が無い皮膚科は無いと言う位、あらゆる皮膚科に行ってみた。

もう、これで治らなかったら、諦めよう、最後だ・・・っと思いながら行った皮膚科の医師の言葉・・・「石鹸を止めなさい」

はぁ???石鹸???何で????

皮膚には自浄作用と言って、自分の力で皮膚を浄化する働きがある。なのに石鹸を使うと、その自ら持っている免疫力を弱めるので反応が起こる・・・普通の人は大丈夫でも貴方は、弱いから反応が出るから石鹸を止めなさい・・・と。

 

持って生まれた素直な性格。すぐに、その日から石鹸を止め、2~3日経った頃、ふと気づいたら、あれだけ痒かった蕁麻疹も引き、元の皮膚に戻っていた。

 

石鹸って日々の生活に欠かせない物だと思い込んでいたので当初は、とても抵抗があったけれど、以外と慣れると平気なもの。

石鹸を使わない生活に慣れてしまうと、昨日ブログに書いたように「入浴剤」などを使おうものなら、途端に全身が反応を起こし、痒くなる。

それが何よりも界面活性剤のせいで、異物が皮膚から侵入している証拠だ。

夏場など、皮脂の分泌が多い部分を石鹸で洗うことは、あっても、間違っても腕や足など乾燥しやすい部分は絶対に石鹸は使わない。

 

さてさて、脱石鹸生活を始めて、10年以上経ち、30代の時に「あかすり」

が流行り始めていた。

エステ業界に居た私は、「スイス式あかすり」に興味があり、東京まで研修に行き、参加者が20名位だったろうか?

お互い2人でペアを組み、練習を繰り返した。

その20人中、驚いたことに「垢」が出なかったのは私一人!!!!

つづく