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トイレと若さの関係3

トイレと若さの関係3

旅に出た行先が地域一体、汲み取り式のトイレしかなく、苦しんだ強者の彼女の辛さは私も、よくわかる。

しかし、これは本人ですら、どうにもできない体の不思議なのだ。とにかく、こういう状態の時は、ただ、成り行きにまかせ、肛門さまが開いてくれるまで、じっと耐えるしかない。下手に排便を促そうとして寝た子を起こすと、体内で大嵐が起こり、腹が爆発しそうな、とんでもない状態になるからだ。

若い頃は私もそうだった。

修学旅行で便秘、友達との旅行で便秘。とにかく自分の家のトイレでないと用が足せない。外泊するのが一日、2日ならまだいいが、それが一週間近くになると、ご飯をそれほど、食べていないのに、体内から腹が一杯になり、不毛な満腹感を味わうハメになった。自然の摂理で体内の余分な物は排出しようとする。小腸、大腸も頑張って蠕動している。しかしただ一ヶ所、肛門だけが堅く閉じて開いてくれない。それも腹が一杯になればなるほど、ますます堅く閉じてしまうのだ。

ところが、最近、私は全くそんな事がなくなった。

あれだけ環境が変わると、体に変化を起こしたのに、どこへ行こうと家にいる時と変わらないのだ。

切羽つまっていれば、デパートだろうが、駅だろうが、友達の家だろうがどこでだってできる。洋式、和式、水洗、汲み取り式も選ばない。

とにかく体内の余分な物を排出するのに専念するだけで周囲のことなど何も考えなくなったからだ。

つづく