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ローライズpart1

ローライズpart1

ジーンズの流行は、その時代によって刻々と移り行くもの。

かつてローライズのジーンズが流行った時、どれだけ若い女の子の、へそ、背中、尻の割れ目を見せられたことだろう。

服の流行は最初は、ひんしゅくをかうものだから、一応、10代20代が、あった私としては「ま、あれも仕方ないっか~」とは思う。

自分の若い頃を思い出すと、幾ら若かったとは言え、「当時、頭がおかしかったのではないか」と言いたくなるような服装をしていた。今より、ずっと太っていたのに、ぶっとい脚をさらけだして、ミニスカートを穿き、その次は薄汚いジーンズで歩いていた。親たちは「何て汚い恰好なの?」と言われたが、「これが流行だから、いいじゃない」と聞く耳を持たなかった。友達は、若い頃、アフロヘアにホットパンツで街を歩いていて、60代の今、「あれは人生最大の汚点だ」と後悔している。

若い頃は流行を取り入れて意気揚々と歩いていても何年後かに当時の写真を見て「うううーー」と恥ずかしさで穴があったら入りたくなるのは間違い無い。

初めてローライズの女の子を見た時、お金が無くて布地を切り詰めるだけ切り詰めたジーンズを穿いているのだと思った。こういうジーンズは腰をかがめると、お尻の割れ目が見えてしまう。

街を歩いていて前を歩いていた女の子が煙草の箱を落とし、私の目の前に彼女の尻の割れ目が顔をだした。下着は一切見えなかった。「パンツは穿いていないのか?直接穿いて、お股は平気なのか?」・・・疑問だらけである。

昔から「女の子は絶対に体を冷やしちゃいけない」と親に言われてきたのに、あんなに腰回りの風通しを良くして大丈夫なんだろうか??

つづく