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紫外線都市伝説

紫外線都市伝説

「誤解その1」・・肌老化の原因は紫外線である

紫外線を浴びただけで肌が老化することはないし、年齢を重ねても、肌が痛んでいなければ、シミは出来ない。

「歳をとると紫外線の蓄積でしみや、シワが出来る」というのもよくある誤解。

紫外線が蓄積することは皮膚生理上、ありえない。

 

「誤解その2」…室内で過ごす時もUVケアは必要だ

直射日光のあたる窓際で長時間過ごすのでなければ、室内で日焼けすることはない。「例え少しの量でも紫外線を浴びたくない」という人は紫外線の強い5~8月だけ遮光カーテンをつけておくと安心。車での移動が多い人は窓に遮光フィルムを貼る

 

「誤解その3」・・・・パウダーを塗れば日焼け止めの効果が高まる

日焼け止めの上にファンデを重ねる人も要るが、肌の負担が増すだけ。

又、パウダーだけでUV対策をしようとすると、かなり厚塗りしたうえで、日に何度も塗り直さないといけない。結果的に肌へは負担が大きくなってしまう。

 

「誤解その4」・・・・オゾン層の破壊で紫外線量が増えている

オゾン層の破壊は世界的な問題だが、日本では1950年代から変化が見られていない。気象庁において紫外線量の測定が始まったのは1994年からだが、紫外線量が増えているとは言えない。紫外線量の変化をむやみに恐れることのないようにしたい。