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美容師

美容師

私が住む、ここ西京区は日本全国で美容室密度が№1の地域らしい。

女性だけじゃなく、男性も行くようになったから数が増えても成り立っているのかもしれないけれど、右を向いても左を向いても美容室だらけ。

でも増えてる割には満足出来る腕とセンスを持ち合わせた美容師が少ないような気がする。

たまに腕のいい人に出逢い、次もあの人にやってもらおう・・・と足を運んでも

すでに店をやめていたと言う事も多い。そうなると腕のいい、美容師を探すために腕がいまひとつの美容師がカットした気に入らないヘアースタイルにも耐えなければならなくなる。

一番困るのが全身のプロポーションとか雰囲気を考えないで頭だけを流行の先端にしようとする美容師。そりゃあ、客の中には身の程も知らずに芸能人の○○の写真を持参し、「これと同じにして」という厚かましさ満載の客もいるだろう。

美容師も「その前に顔を変えてこい」と言いたいのだろうに・・・。そこはグッと抑えて何とか恰好をつけないといけないのは気の毒だけれど、その逆も困るのだ。

もう何年も前のことだけれど、抵抗したにも拘わらず、最新流行の後ろが刈り上げ状のワカメちゃんカットにされたことがあった。私はウナジが短いので、刈り上げなんかしたら後ろから見たら、どこにでもいるオヤジに見えてしまう”(-“”-)”

にもかかわらず、「超!かっこいいわ!」っと美容師は自画自賛し、私の困っている顔を見て「平気!平気!誰も他人の頭なんか気にしてないよ」・・・。

それは慰めてるのか、どうなのか??

その日から、その髪型に似合う服はパジャマしかない、そのヘアスタイルがショックで寝込んでしまったという・・・。

美容師は頭だけじゃなく、首から下のバランスも考慮してほしい。

ただ、客の髪を切れば良いと思っている美容師なら、いらない。

それなら、友人同士で切りあった方が、ずっと楽しいのではないだろうか?