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汗の塩害を防ぐために。

汗の塩害を防ぐために。

一か月前に来店された、お客様の話を。

40代の、その方は極端すぎる程のドライスキン。アレルギーをお持ちで、山人参も一か月に2箱飲んで頂いている。

お仕事が、月に6日間、電気かガスか?忘れたけれど、検診に歩くのが一日6時間。雨の日も嵐の日も雪の日も・・・そして真夏の炎天下でも、6時間ひたすら歩く!!

おまけに帽子、マスク、首にはスカーフを巻いているので家に帰ると暑気あたりの症状が出て、体がだるく、何も手に付かないと言われていた。

その時に、お話したのがクールダウン。とにかく「冷やす」

冷たいタオルを冷蔵庫に保存しておくか、精製水を冷やしておいて、100均で売っているシートマスクに浸して、顔のクールダウンをと。

強烈な太陽光線の元で何時間も歩くと、汗をかく事による肌への塩害が起こる。

悲しい事があり、泣き過ぎても肌は涙の塩害でボロボロになる。

これから、汗を思いっきりかくシーズンには、スキンケアの前に、とにかく、「冷やす」

炎症を起こしている肌にスキンケアは、むしろ逆効果になる時さえある。

そして、この方にはピュールボーテの№20日焼け止めを使う時は、塩害を少しでも減らす為に№5のクリームを少し混ぜて使うようにアドバイスを。

何故なら№9で有効成分を押し込んだだけで、その後がカラカラになると言われる程のドライスキンだから。乾燥している肌に日焼けをすると、それこそ、干物と生魚の例で書いた様に、ジリジリと早く、早く火が通ってしまい、肌が余計に早く焼けてしまうし、ドライスキンが更に酷くなるから。

そして、昨日、来店され、肌を見せて頂くと、全くドライの傾向は無く、潤いもあり、ツヤツヤした肌をされていた。

№20の日焼け止めにタップリ目の№5を混ぜて使われたそうで、それをし始めてから、火照りも、ヒリヒリ感も全く違ったと言われていた。

化粧品メーカーは、当たり前の使い方を説明するけれど、それを、どう使うかは取り扱う人の腕次第。

どんなに良い食材があっても調理する人によって、素晴らしい味にもなるし、とんでもない不味い料理に変身する場合もあるように、化粧品も、同じ事が言える。

その方、お一人お一人の肌に合わせて、最適な使い方をアドバイスしてあげる事が大切だと思う。

私にも誰か、おせ~~て( 一一)