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偽物、本物3

偽物、本物3

ブランド品は見る所を見れば、偽物、本物は簡単に区別は出来る。

それが化粧品となると簡単には見分けられない。一流と言われているメーカーの商品を疑う人がどれだけいるのだろうか?

私の20代から30代にかけては化粧品との闘いだった。化粧品メーカーに勤務し始めてから肌がボロボロになった私は、一体化粧品とはなんぞや?から始まり、自己流ではあるけれど、あらゆる書籍を読み漁り、ドクターズコスメのドクターに会いに行き、色々な話を収集し・・・その結果、化粧品がとことん、嫌いになった。嘘ばかりの、この化粧品業界とオサラバしたかった。

40代、通販会社の化粧品事業部に勤務していた頃も、実につまらない化粧品を販売していたけれど、サバサバと割り切って、顧客の為ではなく、会社の利益の為に、ひたすら販売を続けていた。

そして、10年前、サロンを開業する際に一番困ったのが化粧品選び。

これ!!っと言う化粧品が見つからない。必死で探したけれど、見つからない。

そして結果、安易にオーガニックコスメに決めてしまったものの、どうしても好きになれず、コスメジプシーの様に、彷徨っていた時期があった。

でも当初から美容機器は使わずにハンドのみの施術であることは徹底していた。

何故か?答えは簡単。結果が出ないから。

その当時も美容機器の営業はすさまじかった。

フォトフェイシャル用の機器に始まり、炭酸ミストの機器、水素の美容機器やらコスメやら・・・。

本物は流行に左右されず、生き残ると信じているけれど、エステ業界は余りにもめまぐるしく、その時期の流行りの機器が出ては消え、出ては消え~の繰り返し。

もちろん、実際に試しもせずに、頭ごなしに機器が要らないと言っているわけじゃない。一応、何でも試してから、必要なもの、そうでないものを判断している。

つづく