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シワ皺

シワ皺

シワを漢字で書ける人っているのだろうか??

今、改めて漢字を見ても、この字を作った人は相当ふざけた人に思えてならない。

女性の大敵・・・シワ。

年齢層によって悩みが違って来るのは当然の事だけれど、我が娘の、お悩みは「ほうれい線」一日何度となく、鏡を見てはため息・・・見てシワが減るのなら、何度でも見れば良いけれど、悩みが増すだけだから、見なけりゃいいのに~っといつも思う。

一体、いつ頃から、こう呼ぶようになったのかは定かではないものの、女性達は、この「ほうれい線」が気になって仕方が無い様子。

確かに、ほうれい線があると老けて見えるのは事実。でも50代になって出来るのは仕方がないではないか?20代と同じ顔は保てるわけがない。と言っても中年の女性にとっては、この線をどうするかが大問題になっている。

私も、いつの間にか出来ていたけれど「あ~遂に出来ちゃった」と思っただけで特別な手入れは何もしていない。

気になる人はエステに足繁く通ったり、プチ整形をしたりするのだろうが、自然現象には逆らわないのを良しとしている私としては「みなさん、大変ね」と言うしかない。

ただ、やっぱり皺なので夏場に汗をかいた時に、ファンデーションによっては、ほうれい線の溝に、よれたファンデーションが溜まってしまう。雨が降って泥が溝に流れ落ちるのと同じ原理なのだと思う。

目立たせたくない部分が余計に目立っていると言う不思議現象。

40代後半にもなると化粧品を選らばないと汗をかくと顔面の溝に流れ落ち、普段よりも老けて見えてしまう。

若い女性は補修工事をしても、もともとの肌のキメが細かく、工事に使った品々が入り込む溝もない。でも中高年女性は、汗をかくとそれが脂と一緒くたになり、顔面が泥沼化してしまうので、特にこれからの季節は化粧品選びには気を付けないと・・・。

おまけに最近は口角からアゴにかけての縦のシワの事を「マリオネットライン」目頭から頬の上部に向かって出来るシワを「ゴルゴ線」というらしい。

どこまで無名だった顔のシワに名前を付ければ気が済むのか?

もちろん、汚いよりは綺麗な方が良いとは思うものの、出来たシワは仕方ない。

出来ない方が人として変だということを認識せねば。

又、シワが少ない人を褒め称えるのも無意味。きっと自分のシワを魅力に変えられない人達が少しの変化に怯えるのだろう。

私も疲れた日の朝は見事にゴルゴ線が出ている。でも怯えもひるみもしない。

顔を洗ったあと、鏡を見乍ら、「おはよう、ゴルゴ」と挨拶をし、不適に笑っている自分がいる。