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ポテトチップスが旨いわけ

ポテトチップスが旨いわけ

私達が何かを食べて満足する時、快感を得た時、脳内である変化が起こる。

ドーパミンという脳内伝達物質が分泌される。

ドーパミンとは「恋愛ホルモン」と呼ばれ、これが大量に分泌されているとき脳は興奮状態になる。「恋は盲目」とも言うが恋愛中の人間は将来の幸福より目先の快楽を追い求めるような、不思議な状態になっている。

脳が喜ぶ味を口に入れた時、脳内は「恋は盲目」状態になる。

太っている人が好む食品の代表例にポテチがある。これらのお菓子には「うまみ調味料」と呼ばれる化学調味料がまぶされている。いわゆる食品添加物のことだ。

「うまみ調味料」の特徴は噛まなくても強烈な多幸感が脳に直行する性質にある。

つまり「おいしい」という強い感覚を脳に与える作用があり、口に入れただけでドーパミンが放出される即効性があるのだ。

あるメーカーではスナック菓子にまぶした「うまみ調味料」を従来の2.5倍に増やしたら、売れ行きが爆発的に伸びたと言われている。

その菓子のリピーターになった人達の脳は、うまみ調味料の快楽を求めて暴走しているらしい。

糖分を多く含むチョコレートやアイスクリーム、ケーキなどのスイーツでも脳は同じ現象が起こる。

砂糖を口に含んで約10秒後には血糖値が跳ね上がり、ぶどう糖は即座にへ届けられる。これにより脳ではドーパミンが一気に放出され「快」の感覚が高まる。

おいしいと感じながら食事をすることは大事だけれど、うまみ調味料や糖質を多量に含む食品は脳を依存症にし、体を不健康にすることは間違いないという現実をふまえた上でポテチを一袋ぜーーんぶ、平らげちゃうあなた!!

ドーパミンが跳ね上がるお菓子や食事は不健康のもと!!