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整形3

整形3

そこそこ顔が知られている年齢も微妙になってきたタレントは新しい顔になって再び登場する。彼女達にとっては、この先の仕事のステップアップを考えての整形だったのだろうが、今まで何人か見て来た、私個人の印象を言うと全て「あーーあ」だった。

私が整形をしたと判断したタレントの全てが前の方が良かったからである。

確かに垢ぬけなかったかもしれないし、大人の女性としての雰囲気はなかったかもしれないが、それなりのパワーがあった。しかし、顔を、いじった後の彼女達からは、それなりのオーラやそれなりのパワーが見事に消え失せていた。

美男美女だから、オーラやパワーがあるわけではない。

貧乏くさく薄幸そうな美男美女は沢山いる。その反対に美男美女ではなくても人をひきつける魅力のある人は沢山いる。人それぞれ、持って生まれたキャラクターがあるのに、そうでない方向に自分を持っていこうとするから、そこに無理が生じてしまう。

本人は望み通りの容姿になって満足なのだろうが、明らかに彼女達はタレントとすら言い難くなってきた。一般人の方がずーーっとパワーがあってオーラがある。整形をするのは外見を整えるわけだから、確かに以前よりは美人になったと言えばなったと言える。顔面はまとまったけれど、個性の無いつまらない顔になってしまった。本人は前に比べていい女になったという自覚からか、それともいじっちゃって顔が変わったのはメイクのせいだとしたいのか、どうも皆、厚化粧だ。

「そんな事でわたしの目はごまかせんぞ」私は画面の中の彼女達をじーーーっと睨み付けているのだが、どこか痛々しい。

バージョンアップして大成功ならともかく、前よりもパワーもテンションも落ちるなんて踏んだり蹴ったりではないか??

整形はしないまでも女性タレントの浮き沈みは激しい。可愛かったのに、あっと言う間にパワーとオーラが消える。表情に疲れが見え、つるつるだった肌がブツブツだらけになり、それを厚化粧で隠しているのを見ると哀れになってくる。

それを乗り越えようと一念発起して整形したりする彼女達。

最近はテレビで見かけることも殆どなくなってきたが、顔をいじった分、大きく花開くことはあるのだろうかと、今後の展開をおせっかいな私は見守っていくつもりだ。

高須クリニックの院長はツイッターで「今年の紅白歌合戦では僕の作品が沢山、登場しているよ」と言われていた。今まで、見た事の無い番組だけれど、今年は、先生の作品を、じぃ~っと観察するために見ようと思っている。