若かりし頃、一世を風靡した芸能人が今、どうしてるのか？

こんなタイトルの番組を見ていると「あの芸能人がこれ？？老けまくりやん」と感じることが多い。ところが画面に出ている年齢を見るとぎょっとする。

殆どの人が私よりも年下なのである。

「この強烈なシワとアゴの下のタルミのある女性も、おじさんというよりも、おじいさんに近い男性も、私より下・・・」

彼らに対して吐いていた言葉が、もの凄い勢いのブーメラン状態で、自分に戻ってくる。

若い頃からひと目にさらされて、見られる意識が強い人達でさえそうなのだから、ぼーーっと毎日を過ごしている私なんぞ、他人様から見たら、どういうふうに見えているかわかったものではない。

40代になった時は中年に突入した現実に覚悟していたし、アンチアンチエイジング派の私は加齢に抗わず過ごしてきた。

老化に関しては、なだらかな下降線として訪れるものではなく、がくっと下がり、又、フラットな状態になり、がくっと下がるという階段状なのもわかった。

猛暑が続いた夏が終わり、鏡を見ると5歳くらい老けている。それを若さを盛り返すきっかけがないのでどんどん老けるのみである。

それを自覚しているはずなのに、年下の芸能人を見て「この人、老けたわねぇ」と言う。彼らから「どの口で言うかっ」と反撃されたら謝るしかない。

つづく