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食の好み4

食の好み4

今でも親戚中が集まると私の3歳の頃の武勇伝が必ず話題にのぼる。 丼鉢に山盛りの牡蠣酢と、なまこ酢を平らげた私は、げっぷをしながらも大喜びだったらしい。全く肉やソーセージには手をつけず、牡蠣酢となまこ酢だけを平らげたのだ。…続きを読む


食の好み3

食の好み3

初めてチーズたっぷりのピザを中学生の時に食べた時「こんなに美味しいものがあったのか」とうっとりした。 しかし、それも10代、20代をピークに段々、和食の方に嗜好が移っていった。 若い頃は脂っこいものを好んでも、段々とさっ…続きを読む


食の好み2

食の好み2

彼女の家に行き、晩御飯に大嫌いな「ブリのあら煮」を出され、無理やり流し込んだ・・・これは彼にとっては拷問に等しいものだった。 彼女のためにと3杯の丼飯を喉の奥へ押し込んだのだが、家に帰った途端に熱を出し、三日間、寝込んだ…続きを読む


食の好み

食の好み

先日、30代なかばの男性と話していて、びっくりした。 彼は食べ物の中で和風の煮物が一番嫌いだと言う。10代は別にして20代以上の男性はみーんな和風の煮物が好きだと私は思っていた。それさえ、きちんと作ることが出来れば、男性…続きを読む


スケバン完結編

スケバン完結編

冬休みが終わり、アルバイトをやめる当日、スケバン二人と休憩をすることになった。また、亡霊におっぱらわれたからである。 「先輩、大学って面白いすか」スケバンは聞いた。 「半分、半分かなあ」 「あたしらは頭も悪いし、こんなだ…続きを読む


スケバン4

スケバン4

スケバンと揉めることなく、一日を終えた翌日、亡霊が「3人で休憩に行っていいよ」と言った。珍しいなあと思っていると、売り場の上司がやってくるのが見えた。「さ、早く、早く、いいから休憩してきてよん」亡霊は暗いなりに、はしゃい…続きを読む


スケバン3

スケバン3

高校2年生の後輩がバイトに入ってくると聞き、翌日、楽しみに出勤した私は「うっす」と挨拶され、「よろしくお願いします」と言ったものの、腹の中は「どっひゃーー」だった。 こんな子達を採用するなんて、よっぽど人手不足らしい。や…続きを読む


スケバン2

スケバン2

短大1年の冬休み、私は近所の大手スーパーの写真関係の売り場で、アルバイトをした。仕事は写真の現像の受付である。 そこにはものすごーく暗い、まるで亡霊のような24歳の社員の女の人がいた。 ばっさばさの手入れの悪い髪を長く伸…続きを読む


スケバンスカート

スケバンスカート

私は、長いタイトスカートを穿いている女性を見ると何故かスケバンを思い出してしまう。 体にぴったり沿い、歩きやすいように深くスリットが入っていて女らしいのに、私はお洒落というよりスケバンを連想してしまうのだ。 高校に入学し…続きを読む


トイレと若さの関係 完結編

トイレと若さの関係 完結編

今回で、やっと完結編までこぎつけたものの、このシリーズは書くのが本当に嫌だった。 お上品で通っている私なのに、肛門さまじゃの、トイレの話題は美を売りにしている者にとっては禁句なのに、無理に書いてしまった・・・・( 一一)…続きを読む